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低周波全般資料(2)

日本国内には「理学療法」という考えが広く普及しています。「理学療法」とは、「電気・磁気・温熱・あんま・マッサージ・指圧・針灸など」自然的及び人工的物理エネルギーを応用して、疾病の治療をはかるもので、「薬物療法」「外科療法」とともに医療の主流をなすものです。

高齢化社会にあっては予防治療にもなり、副作用や後遺症への心配も少ない「理学療法」の重要性は、ますます大きくなるものと考えます。

ここで「アルント・シュルツの刺激法則」を以下に記します。
①弱い刺激は生体機能を鼓舞します(組織の働きを目覚めさせます)。
②適度の刺激は生体機能を亢進します(組織の働きを高めます)。
③強い刺激は生体機能を抑制します(組織の働きを抑制します)。
④最も強い刺激は生体機能を停止させてしまいます(組織の働きを停止させます)。


「電気療法の刺激」を「アルント・シュルツの刺激法則」に当てはめますと、「弱い刺激」の微弱電流療法(微弱低周波治療)から、「強い刺激」の感電電気療法(電気ショック療法)までありますが、

①(弱い)・②(適度)・③(やや強い)までの「適度な刺激」が「低周波治療器」に使われています。

「低周波の刺激」を構成するものには、周波数・波形・電流・電圧・極性・時間・導子などがあります。

患者さまにとって最も適度な刺激を得るため、「低周波治療器」の性能や使用方法を理解した上で活用することが大事となります。

次回より、具体的な刺激の内容についてご説明させて頂きます。



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まとめtyaiました【低周波全般資料(2)】

日本国内には「理学療法」という考えが広く普及しています。「理学療法」とは、「電気・磁気・温熱・あんま・マッサージ・指圧・針灸など」自然的及び人工的物理エネルギーを応用し...

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